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おきなわ法律事務所

日常生活のアドバイス
日常生活のアドバイス Advice

弁護士として日々法律相談を受けていると、「もっと早く相談にくれば」とか「その時こうしていれば」などと
思うことも少なくありません。
普段の生活を送るなかで、法的トラブルを回避するための注意点をいくつか記載しますので、参考にしてみてください。

何でも書面に残す
何でも書面に残す

例え口約束であっても契約は法律的には有効ですが、後から言った言わないの水掛け論になれば証明は困難です。また、お互いの認識が違っていたり、わざと嘘をつかれたりすれば本来の約束を守らせるために多大な苦労をする羽目になります。
特に金額が大きい契約などは、近所の法律事務所に相談してどのような内容を契約書に盛り込めばいいかアドバイスを受けたほうが無難です。これは契約に限らず、お金や物の授受なども同じで、必ず領収書に受取人のサインをもらうなど、「書面に残す」を忘れないようにしましょう。

うまい話には気をつける
うまい話には気をつける

出資をしたらすぐに数倍になる、機械を購入して設置すれば電気料金が半額以下になるなどのうまい話には、怪しげな内容も少なくありません。不審に思ったら消費者センターや弁護士などに相談してみましょう。

連帯保証人になるときは特に注意する
連帯保証人になるときは特に注意する

連帯保証は講学上「もっとも危険な類型の保証」とされていますが、その危険性は意外と知られていません。
しかし、「絶対に迷惑はかけないから。」と頼まれて連帯保証人になっても、実際には債務者が支払い能力を失い、請求が来てしまうなどのケースは少なくないのです。

事故が起こったとき、最悪の選択を重ねない
事故が起こったとき、最悪の選択を重ねない

飲酒運転中や無免許運転中、あるいは有罪判決の執行猶予中に交通事故を起こした場合によくありがちなのが、「他人の名前を名乗る」、「現場から逃走する」といったケースです。「この状況はまずい」という気持ちは分かりますが、他人の名前で署名する、被害者を残して逃走するというのは新たな犯罪が成立し、あるいは悪情状を増やすだけです。
「まずい状況」を起こしてしまっても、それを「取り返しのつかない最悪の状況」にしないよう、救急車を呼ぶ、警察に連絡する、本名を名乗るといった当然の対応を心がけましょう。

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